秋田県能代市のみどり歯科医院です。歯を衛(まも)る!健康創造型の歯科医院をめざします。 

一生自分の歯で食べる事が出来る幸せを! 歯科医療はマンツーマンの診療室での「診療」と、地域での保健活動によるゾーンディフェンス「予防」がキーポイントです。

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秋田県のフッ化物洗口(フッ素洗口)実施者数ついに1万人を突破!! 

 
  梅は咲いたか、桜はまだか---先月の年度末から今月上旬は、2年に一度の診療報酬の改定やら、院内でのあれこれやらと、いろいろと振り回されて辟易しております。
春休み期間は子供たちの来院が多くて、仕事が長引きいささか疲労を感じるほどでしたが、今週辺りにはペースが落ち着いてきた感じです。疲れやすくなったのはやはり年齢を感じざるを得ません。
さて、前回のブログの後にも注目した歯科関連ニュースがいくつか有ります。

*長寿には歯が命、8020達成者の84%が85歳以上生きる
愛知県の調査です。20本以上の歯が残っている人はイカの刺し身やたくあんなど殆どの食材を不自由なく食べる事が出来ます。長寿のひけつは「歯」ですね。

*歯が20本以上残っている70歳以上の高齢者は医療費が37%少ない。
北海道の国民健康保険団体の調査です。むし歯や歯周病の無い人も医療費が少ないという結果も出ており、やはり「歯は健康の鏡、健康の源」であり、経済的にも豊かなシニアライフを目指すにはまず「歯」からですね。

*歯磨きゲームでむし歯にサヨナラ (動画あり)
台湾の大学の研究で、幼稚園児にカメラのついた歯ブラシを使わせて磨くと、何処を磨いたかがディスプレー上に表示されるというもので、この装置を使用すると歯磨きを2倍するようになるそうです。

さて、本日のメインですが
秋田県のホームページによると、本年3月31日現在で、秋田県内で学校や施設などで集団で行われているむし歯予防のためのフッ素うがい(フッ化物洗口)の実施者数が1万人を突破したとの事です。内訳を示します。
 幼稚園保育園  94施設 2,063名
 小学校     54校  7,445名
 中学校     8校    941名
 合計    156施設  10,449名

平成16年にスタートした秋田県のフッ化物洗口事業「お口ぶくぶく大作戦」が開始されてからわずか4年で、1万人を越えました。この数字はおそらく全国でも10数番の位置にあると思います。事業当初は、反対運動が活発で、全国でも異例の「フッ素洗口是か非か 公開討論会」等の試練を乗り越えてきた事は、事業の発案者であった故臼井和弘氏の志が秋田県に定着し、県民にむし歯予防の意識やフッ化物洗口が理解され受け入れられて来た証でしょう。5歳児を対象としたお口ぶくぶく大作戦が平成18年度で終了し、平成19年度からは市町村事業化した大仙市、横手市などでは幼稚園、保育園から小中学校へと拡大する傾向が顕著になっております。一方で県内でもいわゆる地域差が目立ってきています。秋田の場合「南高北低」の様相で、県南部で進んできているのに対して、秋田市以北は立ち後れが顕著です。この原因として、事業主体となる行政側と、地域の歯科医師会や、教育委員会などの関連団体との連携に課題があると予想されます。
 特に原動力となるのは「地域の人たちの歯の健康は自分たちで守る」という姿勢が市町村行政のみならず、歯科医師会にあるかどうかが大きな鍵となるでしょう。子どもさんの健康作りはまずむし歯予防からですね。
 私はこの言葉を聞くたびに、かつて乳児の死亡率が全国一だった岩手県の沢内村で全国に先駆けて医療費を無料にして村民の命と健康を守ろうとした深沢晟雄村長のことを思い出します。
沢内村の深沢村長をとりあげたNHK その時歴史は動いた。
NHKその時歴史は動いた 赤ちゃんを死なせない 
~乳児死亡率ゼロ・ある村の記録~

番組のあらすじはここです。

残念ながら、この番組を見落としてしまいました。ビデオを御持ちの方はぜひご一方お願いいたします。

前述の沢内村の元病院長であられた医師 増田進先生は「地域をまるごと健康にするために、地域医療はゾーンディフェンスである。すべての年代が参加しやすい健康づくりをはじめる」と述べられております。地域住民の健康を守る事は行政、医療、保健が一体となった取り組みが必要であり、その中心は行政であり医療は専門職としての脇役であるべきとの考えです。
 医療、保健、そして行政の関連について考え、実践することができるのは限られた本当に一部の人たちかもしれません。この事を理解するには例えばその地域における過去からの経緯と、近隣地域或いは全国での状況という縦横のポジションをしっかりと見据えて、将来に対するビジョンを描く事が必要であると思います。
 私たち歯科医師は、医業を生業として生計を立てる一方で、日本歯科医師会のあらましに、「公衆衛生の普及向上を図り、社会福祉を増進する事を目的....」とあるように公衆衛生の推進によって地域貢献を果たす事が大義となっております。確かに、開業医を取り巻く情勢は日々厳しくなる一方では有りますが、この「志」こそ忘れてはならない「医療人の原点」ではないでしょうか。
           (4/16)

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