秋田県能代市のみどり歯科医院です。歯を衛(まも)る!健康創造型の歯科医院をめざします。 

一生自分の歯で食べる事が出来る幸せを! 歯科医療はマンツーマンの診療室での「診療」と、地域での保健活動によるゾーンディフェンス「予防」がキーポイントです。

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歯科から「口腔医学」へ、外国の歯科事情、サレルノの養生訓、今年の師走を迎えて 

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 いよいよ、早くも暦は12月の中旬となりました。12月に入ればいろいろと慌ただしくなりますが、当院でも恒例のささやかなクリスマスデコレーションを行っております。夕方はほ笑ましいマメランプが点灯し、患者さんの歓心を誘っているようです。12月といえば忘年会シーズンです。
クリスマス1
 先日は忘年会があり、新たな学びの機会となりました。大学の内科教授から講演をいただきましたが、専門の循環器疾患や歯科との関連性、また大学の近況、特に歯学部の受験生の動向や、国家試験対策どの詳細について、そして現在から将来に対して「21世紀は文明は開花したはずなのに文化が低下している」として、こんな時代であるからこそ、今一度岩手の生んだ偉人であり、国内はもとより国際的に活躍した新渡戸稲造、後藤新平の精神を振り返りたいと、正鵠を得た講演なを拝聴し、感激の至りでした。
 さらに、近年の歯科界の抱える難題の解決法とも考えられる取り組みとして、医学部と歯学部の垣根を取り払って一つの学問体系の確立することを目的に、歯科医学を口腔医学と位置づけ、「医歯一元論」を展開して医学・歯学の教育体系を再考するプロジェクトに参加している話が興味を引きました。
プロジェクトには、北海道医療大学、福岡歯科大学、福岡大学、九州歯科大学、岩手医科大学、昭和大学、神奈川歯科大学、鶴見大学の8大学が参加ししています。そのコンセプトは

1.歯学部のカリキュラムに一般医学の教育時間を増やすと共に臨床実習を充実させる。
2.第1段階として歯科大学・歯学部は口腔医科大学に改変
3.将来的には歯学部は医学部と統合し一体化して歯科は口腔医学(口腔科)として医学の一分野として位置づける
4.医学部の歯科・口腔外科は口腔医学へ改変
5.学位は歯学学士を口腔医学・歯学として、将来的には学士(医学)へ統合
6.歯学系大学院は口腔医学系大学院とし、博士(歯学)は博士(口腔医学)へ改変


となっています。現在日本では、人口10万人当たりの歯科医師数が75人を超え、歯科医院の過剰、ワーキングプアーなどのニュースが伝えられているのはすでにご承知のことと思います。
 この根本的な原因の一つとして、歯学部の入学定員数や、卒業後の進路が結果的にはほとんど「開業」しかないことが有ると思います。さらには、医学部と歯学部が創成期から別個の経緯を辿ってきたこと、医学部は官立の学校が主体であったことに対して、歯学部は私立の学校が医師会と歯科医師会の存在もあるでしょう。
朝日01

 これまでの活動の中で、ハーバード大学と中国の大学の事例を紹介していただきました。その中で印象深いことは
1.アメリカで開業するには資格の免許と州毎の開業の免許の2つが必要であること
2.アメリカの歯学部の授業料は45,000$程度であるが、学生は大学やその他の奨学金を自分名義の20年ローン等で借りているそうです。全て親がかりの日本とは対称的で学生の勉強に対する意欲が全然違うということです。
3.ハーバードのクリニックでは、治療費は研修医や、一般医、専門医などのグレードによって異なる料金体系になっているそうです。日本では、保険治療であれば新卒でも、専門医でも大学教授でも同じです。どちらが理にかなっているのでしょうか。
4.中国の大学では、診療室の前に担当科の医師の写真と名前が書かれてあり、患者さんは、それを見て「指名料」を払って診察してもらうそうです。

日本では大学病院などでは、どの先生が担当になるか患者さんが事前に知る機会は殆ど有りませんし、場合によっては先生が入れ替わり立ち替わりで、だれが主治医なのか解らない場合も有るとか?
サレルノ

さて、本日の締めは7世紀半ばのイタリアにあった西洋世界最古の医学校と言われる「サレルノの養生訓」です。原典はラテン語の詩惰走です。現在まで英語やフランス語など世界各国の言語に翻訳されなんと、1500版を重ねているという驚異のロングセラーです。今まで生き続けている理由は、現代でもそのまま当てはまるからでしょう。

 1.気苦労を背負わない
 2.烈火のごとく怒らない
 3.ワインの痛飲は止めて、晩餐は軽くとる

はてはて、私も思い当たることばかりです。
米代川12

(ここから追加分)
これら3項目に共通する概念は「中庸=ほどほどに」ということでしよう。中庸の心はかの釈尊も説いておられます。
それは、釈尊が悟りを開くために他の多くのバラモンと同じように肉体をいためつける難行・苦行をしていて、もはや生命の限界かと思われたまさにその時に、ある少女から牛乳(或いはチーズのような物)を恵まれたおかげで、息を吹き返したということです。その時に「琵琶の音も、弦を張りつめすぎれば切れてしまい、緩めすぎると鳴らない、何事もほどほどが丁度良い」と悟られたという逸話です。

 3つの養生訓を少々考察いたしますと「善か悪か」「白か黒か」「好きか嫌いか」「良いかダメか」と物事、事象、或いは人物を単純に二分化しないということでしょうか。全ての物事は多面的であり一面だけを見て判断しては行けないということで同じ事でも受け取る側により全く異なった解釈がなされます。
ただ、どうしても考え方の傾向性というは出てくるわけで、善し悪しをはっきりせねば気が済まない性分の人もいるわけです。好き嫌いや、得手不得手がわりとはっきりしていると思っていなくても、知らず知らずのうちに「個性」「癖」が出てしまっているのではと気がつかされた次第です。何事も偏り無くオールラウンドが理想ですね。(最高責任者である将軍は"General"と称されています。)一方専門領域では、先端にいるのはスペシャリストで有ることも確かでしょう。
クリスマス2

1.気苦労を背負わない
「気苦労」とは意識していなくても、楽しいこと、愉快なことは瞬間的な出来事で記憶として持続しませんが、過去のいやな経験、憤りの思いを心の底でこだわりとなりトラウマのようになってしまっていることは珍しくはないでしょう。気「苦労」ではなく、過去にとらわれない「お気楽」精神をモットーにしていきたいですね。
2.烈火のごとく怒らない
 最近面白いニュースを見ました。12月1日付けの産経新聞に「長生きするなら我慢するよりキレる」という記事が有りました。スウェーデンの研究です。----以下引用
 職場での不公平な扱いについて怒りを我慢すると、心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まることが、スウェーデンでの研究で分かった。不満をすぐに表出する人に比べ、リスクは2~5倍だという。(中略)
この研究を率いたストックホルム大学ストレス・リサーチ・インスティチュートのコンスタンツ・ラインウェーバー氏は電話インタビューで「不当な扱いを受けたと感じたときに対立を避けて歩み去り、後に不満を残すことはよくない。行動しなければいけない。不公平な扱いを受けたと感じていることをはっきりと言った方がいい」と語った。
 感情を抑えたり、頭痛や腹痛の症状が出たり、帰宅してから鬱憤(うつぷん)を晴らしたりすると答えた男性では、心臓発作と死亡のリスクはすぐに怒りを表す人に比べ2倍だった。何も言わずに済ませてしまうことが多い人の場合、リスクは5倍に近かったという。
 ただ、最良の対応策については特定されていない。主な対処法としては(1)怒鳴る(2)扱いに対して直接抗議する(3)その場で相手と話す(4)事態が収拾してから問題にアプローチする-などがあるが、それらがもたらした心臓合併症の発症率は、どれも同じような結果だった。
 引用終わり
これはまた、あまりため込まない方が良いということで、1.2は生理学で有名なセリエ博士のストレス学説に通じる物が在ると感じました。
3.ワインの痛飲は避けて晩餐は程々に
すでに、太古の昔からメタボリックに対する警鐘は発せられていたのです。「鼓腹撃壌」を慎むべし、ということですね。どこからか、寿司折りを手にして「わかっちゃいるけど止められない」と歌声が聞こえてきそうです。                       (12月12日、13日,14日追加)
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