秋田県能代市のみどり歯科医院です。歯を衛(まも)る!健康創造型の歯科医院をめざします。 

一生自分の歯で食べる事が出来る幸せを! 歯科医療はマンツーマンの診療室での「診療」と、地域での保健活動によるゾーンディフェンス「予防」がキーポイントです。

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「歯科」はもはや過飽和か!? 龍馬の船中八策を乞う思い 

冬01

 気がついて見ると、今日で11月はもう終りです。今月は初旬に早い降雪が有ったかと思うと、その後は、ポカポカ陽気があったりと目まぐるしい変動です。先週の水・木曜日では午後二時頃は診療室の温度が30℃、窓全開という状態でした。
 当方診療室の近況は、10月中旬から新型インフルエンザの影響によるキャンセルが小中学生を中心に連日のようにあり、最近はインフルエンザを発症した子供さんの家族や職場の同僚が発症したためなどの理由のキャンセルも目立つようになってきました。地元の新聞では、いまだに学級閉鎖、学年閉鎖などの情報が連日紙面を賑わせております。
47週秋田

 当院では幸いな事に、発症した患者さんの来院やスタッフが発症するケースは今までの所は無かったようです。国立感染症研究所のHPによれば第47週(11月16日~22日)では、全国34道府県が警報レベルで、東北も福島を除いて5県が警報レベルの赤マークでした。秋田県では9保健所管内全てが警報レベルです。全県平均は一医療機関辺り43.20人で県内全体としては3週連続して減少しているものの、28日には、秋田県内で初めて新型インフルエンザによる死亡例(40代男性)が報告されています。個人的には、12月になればかなり落ち着いてくるのではと楽観していますが、さてどうなることやら。
よぼうさん

例年ならば9月後半から10月中旬は稲刈りに依る農繁期で患者さんの出足が鈍る時期ですが、11月から12月は年内に歯の治療を終えたい患者さんや、気候の変わり目で、歯の痛みや腫脹を訴えて「駆け込んで」来る患者さんが増える時期です。 今年は、例外でどうやらそのパターンには当てはまらないようです。
 歯科関係のニュースでは、厚労省の「2008年医療施設調査・病院報告の概況」によると昨年10月現在の歯科診療所の数が67,779施設で前年同期と比較して19施設の減少であったとの事です。
 このことが今後の歯科医療にどのような影響を与えるのでしょうか。一開業医の立場からすれば競争相手が増えない事は気休めには成るのかもしれませんが、業界全体とすれば新規参入が減少は、人気と活力の低下と受け取るほかありますまい。
招き猫

 私は昭和52年に歯学部の学生なりましたが、その当時は、国立、私立とも歯学部設立、定員増のラッシュでした。そういった学生時代に、すでに昭和60年を過ぎると「人口10万人当たりの歯科医師数50人」の割合を超えてしまい、その後は、歯医者過剰になるのではという話を聞いていました。
学生になってから解ったことは、歯科医師の場合、大学などの研究者の道や(能力だけでなく、人間関係や時には「運」も作用)、病院勤務などは極端に少なく、殆どが「開業医」に成らねば生計を立てることが困難であるということです。医学部であれば診療科は、内科、外科、小児科、婦人科、…と20位も有るようですが、歯科の場合は「歯科(一般)」が原則で他には極く少数の小児歯科、矯正歯科等の専門医が存在する程度で殆どは人口10万以上の都市部に偏在しているようです。このことは、殆どの同級生が同じ仕事をするという意味で、中には同じ町で同級生がライバルなんて事も有るようです。つまり「つぶしが利かない」仕事なわけです。
 以前聞いた話ですが歯学部を卒業した場合は「歯科医師」「歯科衛生士」「臨床検査技師」の3つの国家試験の受験資格が在るとのことです。あえて衛生士や、臨床検査技師の試験を受けるケースは皆無とは思われますが…
 東北でも最も競争が少なく安穏としているといわれた秋田ですが、この数年は歯科医院の増加の他、急激な人口減少や景気の低迷などにより、地域社会の疲弊が顕著で、それが受診率の低下にも繋がっているようです。
 今回はため息のような内容となってしまいましたね。歯科界も深刻の度合いを深めておりますが、このご時世、いずこの業界も大波を受けていることに違いは無い様子です。
人間の健康を維持するために必要な仕事ですからこのままたそがれて行くのは、社会的な大損失です。ただ、これまでの教育システムや、診療形態がこれから先は通用しないであろう事も確かでしょう。
 大学の入学定員の話になるといつも私立大学の経営の話が出てくるのは、大きな理由があると思いますが、国家百年の計と言わずも、10年から30年先ころの社会状況を見据えたビジョンが有って、それについて多くの関係者が意見を述べる場が有っても良いと思います。
 
龍馬
(追加分)
 例えば、最近の当院の事例ですが、2週間ほどとても忙しい日が続き、私は「これは患者さんのラッシュになったかな」と手ごたえ?を感じていました。ところが、その後キャンセルが多くなりどうしたことかと、朝礼の時に聞いて見ると「予約の時間通に来たのに、混んでいて待ち時間が長くなった。」とクレームが来ていたとのことです。
このようなことは、事前に報告すべき事項なのですが、院長が恐いのか、しばらくすればまた元のようになると楽観しているのかは解りませんが出てこないようです。スタッフに聞いて見ると、急患や予約外の患者さんが多いため、予約の患者さんにしわ寄せが行っている、また、予定していなかった治療を行ったため時間が延びたりすることも有るとの話も出てきました。つまり。こちら側は、患者さんを診るだけで精一杯で、待合室の患者さんを思いやる余裕がない、あるいは、そのことを監視・伝達する仕組みが出来ていなかったことになります。
 これは、医院内部の連絡システム的な問題が露呈したという見方も出来ます。そこで対応策として、待ち時間を書いた付箋をカルテに添付して、長くなった患者さんには待ち時間が発生しないような予約時間を優先する等の方法を講ずることにしました。「打つ手は無限」と申しますが、対応策がすぐ頭に浮かぶような事例であれば、事前に予防的な手段も可能であったと反省している次第です。「当たり前にやっている」「うまく行っている」と思う時ほど感覚が鈍感になり落とし穴が有る物だと知らされた次第です。


ここは、来年の大河ドラマでも取り上げられる坂本龍馬が国家の運命を切り開いた「船中八策」でピンチをチャンスにする積極的な心意気が求められるのではないでしょうか。旧態然とした考えの枠に閉じこもっていては、新しい可能性が生まれる道理も無いでしょう。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬有り」と言う言葉のように、チャレンジャーとして捨て身の思いで井の中から飛び出す「蛙」を見習いたい物です。 (11月30日  12月2日 一追加)
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