秋田県能代市のみどり歯科医院です。歯を衛(まも)る!健康創造型の歯科医院をめざします。 

一生自分の歯で食べる事が出来る幸せを! 歯科医療はマンツーマンの診療室での「診療」と、地域での保健活動によるゾーンディフェンス「予防」がキーポイントです。

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6月の終わりに 

能代港


 紫陽花の月もあっと言う間に終わろうとしています。今月は東北にしては暑い日が多かったのが印象的です。上旬は歯の衛生週間に関連したニュースが各地の新聞などで報じられておりました。たとえば、札幌、宇都宮のカバの歯磨き、富山の歯磨き体操、福島の劇団ムシバ、静岡の歯によい食事、神奈川の奥地の健康相談…等々盛りだくさんの行事が行われたようでした。地元の秋田では「親子よい歯のコンクール」やが報じられましたが、今後は地域に対して歯の健康やむし歯予防を呼びかける積極的な働きかけが望まれるところです。その矢先、6月25日は、地元の新聞の医師会による医療情報のコラム「聴診器」に歯科の話が掲載されました。執筆している福山先生は、大変にエネルギッシュな先生で、在宅診療や高齢者の口腔ケアー、また漢方薬についても高い見識をお持ちの先生です。今後のご活躍に期待しております。
養護1


昨日6/27には、学校歯科医をしている学校で、保護者を対象に歯の健康や治療についての講話を行ってきました。自分でもいろいろ調べ物をして勉強になりました。参加していただいた保護者の方には心より感謝申し上げます。出来れば、実地トレーニンとして実際のブラッシングについての指導を行う機会が有ればと考えております。
養護2


 今年の歯科関連ニュースの中でも白眉なのは、6月3日に新潟県知事のメールマガジン「たがいににいがた」84号にあった、「7年連続日本一!12歳児のむし歯数」でした。新潟県は37年間続いているフッ化物洗口など早くからむし歯予防に積極的に取り組み、とうとう昨年は12歳児の一人当たりの平均ムシバ本数が0.99本と1本を切るという快挙を成し遂げました。
一部ご紹介しますと

 県がむし歯予防に積極的に取り組み始めてから、昨年で25年が経ちまし
た。この間、治療済みも含めた12歳児のむし歯総本数は1/5以下に減り、
むし歯を1本も持っていないお子さんは3倍に増加するなど、驚くほどの
成果を挙げてきました。

 この快挙が成し遂げられた理由として、3つのことが考えられます。

第1に、歯科医師会と行政が一体となって、全国に先駆けてすすめてき
たフッ化物(フッ素)洗口による予防です。
第2は、これも全国的にも珍しいのですが、学校と歯科医院との連携に
より、そもそもむし歯を作らないようにするという活動を全県下で取り組
んできたということです。
そして第3に、県民の皆さんの歯科保健への関心が高まってきたことが
挙げられます。

やはり、地域保健の推進の原動力は行政の力が大きい事がよく解りました。そして、それを関連組織と連携して継続してきた事です。様々な課題を乗り越えてこのような実績を上げる事が出来たとものと思います。「継続は力なり」ですね。昔の予備校時代を思い出された方もいらっしゃるかもしれませんね。我々も後に続きたいものです。


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紫陽花の季節、6月は歯ブラシ 

6月に入り、北国秋田も、本来、一番さわやかな季節となるはずですが、夏を思わせるような暑さが続いております。今年の猛暑の影響か、早くも関東地方や四国の早明浦ダムなどでは、渇水の危険性が有ると報じられておりす。こちらでは、雪の多い年夏が暑くて、水も溜まっているので豊作、反対に暖冬の年は冷夏で、作物も不作、という法則が有るようですが、この数年の実績を見るとほとんど当たっている事に驚かされます。
 季節柄か、歯科の健診カードをもって治療に来る子供さんたちが多くなってきました。14年前の開業から数年間は、患者さんは専ら乳幼児から小中学生の年代が多く、夏休みなどは大変混雑したものでした。最近は、少子化と歯科医院が増えた影響か、次第に子供さんの姿が少なくなってきたようです。また、見落としがちなのは、自分が開業当時は30代で子供もまだ幼稚園だったので、乳幼児になれていた生活でしたが、子供の年が長ずるにつれ、年代の違いによる感覚のずれを感じる事が多くなってきたようです。はたまた、これも老化現象のひとつなのでしょうか。
 さて、先週5/13日には、医局会を行い、「患者さんの待ち時間やそれに伴うクレームをどう減少させるか」というテーマが出されました。話を進めて行くと結局その原因となっているのは院長である私で、予定外の治療も行ったり、予約外の患者さんに時間がかかりすぎている事が多いとの指摘を受けました。致し方ない面も有りますが、方策としては、患者さんがユニットに座った時間と、終わった時間をメモしておいて、治療内容によってかかる時間を再確認しようという事になりました。そして、患者さんが入った時に、治療終了時間をチェックしておくように心がける事にしました。いつもの事ですが、しばらくはその通達が実行されていても、いつの間にか以前と同じ状態に緩んでしまう事もあり、一番引き締めるべきはまず自分からと意を新たにした次第です。

歯ブラシ2

 また、スタッフのアイディアで2週間ほど前から、患者さんがよく持ってくる歯ブラシと、市内の量販店でよく売れている歯ブラシを数種類購入して、リングにつけました。これをブラッシング指導の時に患者さんに実際に触ってもらって、ヘッドの大きさや毛の硬さを比較してもらっています。これは患者さんに好評のようです。「どんな歯ブラシをお使いですか」と聞くと患者さんからは一様に「市販の普通のものを使っています」と返ってくるのですが、「普通」のものであっても毛の硬さや、大きさには結構バリエーションが有ります。当院では、バス法をメインにして指導を行っておりますので、コンパクトヘッドでソフトなタイプがお勧めという事になるでしょう。歯科医院専売の歯ブラシは良い事がわかっていても300円もするとなれば、おいそれと手が出ないのも事実です。セカンドチョイスでも、歯の健康に関わるグッズですから良いものを選びたいものですね。実際、当院でも有名メーカー製の歯ブラシはブラッシング指導の時が主で、普段に使うのは、廉価版の歯ブラシという方も少なくないようです。
歯ブラシ1

意外だったのは、「電子イオンで汚れをとる歯ブラシ」を持ってくる患者さんも結構いて、ユーザーが多い事に驚かされました。時折新聞や通販で見かけるのですが、イオンの効果の程は如何でしょうか。また、電動ブラシを使われている方は一時よりも少なくなっているようです。実際に染め出しをしてみると電動歯ブラシでは汚れがつきやすい部分はやはり苦手のようです。「電動歯ブラシは車の洗車機と同じで細かいところの汚れは自分の手でとる必要が有りますよ」と説明して、小型のブラシや補助ブラシの併用をお進めしています。歯ブラシの流行にも時代の流れが反映してくるものなのでしょうか。6月下旬と7月中旬には学校での歯の健康教室も予定しております。よく「歯磨きをちゃんとやっているはずなのにむし歯になってしまいました」と言う話を聞きます。ブラッシングがそのままむし歯予防という事では有りませんが、歯の健康を意識してもらう重要なポイントである事だけは確かなようですね。
*歯磨きや歯の情報はこちらをご参照ください。(6月21日 改)
http://allabout.co.jp/health/dentalhealth/closeup/CU20050811A/

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フッ素洗口によるむし歯予防効果 

6月3日付けの中日新聞によりますと、愛知県大府市の小学校では、むし歯予防のために本年度から、市内の全小学校でのフッ化物洗口を実施する事になりました。これは週1回、0.045%のフッ素を含む水溶液を1分間うがいするというものですが、二年生からすでに実施している小学校では、六年生の時点で、一人当たりのむし歯本数が0.17本だったのに対して、フッ化物洗口を行っていない他の小学校6年生では、一人当たりむし歯本数が平均1.16本だったとの事です。また、むし歯のある生徒の割合もフッ化物洗口を行っている小学校では一割程度で、行っていない小学校は三割と差が見られました。----

 フッ化物洗口(フッ素洗口)は手軽に、かつ確実にむし歯予防が出来る方法です。洗口にかかる費用も製剤をつかった場合でも小学校では、概ね1,000円以下ですむようです。但し、問題は「継続性」にあります。可能であれば永久歯が生え始める4,5歳ころから、乳歯と永久歯の生え変わる小学生、第二大臼歯の萌出する中学生までの10年くらい行なうことが理想と言われています。歯科医師の指導によって、家庭で自分で行う事も出来ますが、実際は何年間も続ける事は困難なようです。幼稚園、保育園の間は濃度の低い250ppmの溶液を週5回、またちゃんとうがいが出来る小学校、中学校では、450ppmまたは900ppmの溶液を週1,2回行う事でむし歯予防効果が持続的に発揮されます。学校や幼稚園の場で行う事には、さまざまな条件をクリアーする必要が有りますが、健康雑誌わかさ7月号にもありますように、むし歯が無い事は、お母さんが子育てが楽になる効果も見逃せないようです。
わかさ7

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12歳児全国むし歯罹患率の比較 

前回に続き、12歳児の都道府県別のむし歯罹患率を比較してみましょう。47都道府県のうち38のデータなのがちょっと残念です。
12歳児全国地図

最も良いのは新潟県です。新潟県では、37年前から小学校でのフッ素洗口を行っている事に加え、10年単位の計画を立てて、行政、歯科医師会、大学、教育委員会等が連携して、むし歯予防に努めてきたとの事です。新潟の先生から講演を聞いた時に印象に残っている言葉が有ります。「新潟の名物として白いものが4つ有ります。それは、雪、米、色白の新潟美人、そしてむし歯の無い白い歯です。」との事でした。新潟県では今年、12歳児の一人平均むし歯本数が0.99本と全国で始めて1本を切りました。
朝日0604


(グラフのデータは1年前のものです、それにしてもフッ素洗口をしている子供が0.66本なのは素晴らしいですね。参考までに全国の県別フッ素洗口実施者数の地図を示します。)
06フッ素洗口地図


関係者各位のご努力と熱意には改めて敬意を表します。全国的に見ると下位には東北や九州が多いようです。これは何を意味するのでしょうか。以前読んだ本では、経済力と保健状態が比例関係に有るという事で、世界的に見てもそのことは合致しているようです。
また、千葉県がんセンターから無医村であった岩手県の田野畑村という文字通りの僻地に赴いた医師、将基面先生の著書には、「保健、福祉が整い、教育・文化が充実していれば、住民の民度が高まる。より豊かな地域になっていくだろう。
・「医」の要素が欠如している地域は充分な「政(まつりごと)」が行われていないとも言える。住民には不安が残り、地域全体の活力が低下する。やがて住民は先行き不安を感じその場を去る事になる。わが国の過疎化現象も、こうした考えが欠如している事が、その一因といえそうだ。」とありました。傾聴に値する言葉だと思われます。    
秋田12歳地図17年


さて、秋田県内は、全国的にみるとむし歯は多い事は確かですが、県南部を中心に幼稚園、保育園から小中学生に対するフッ素洗口が開始されつつあります。今後の展開に大いに期待しているところです。前回も書きましたが、まずこの現状を多くの人が知る事が大切ではないでしょうか。むし歯予防に関しては、ポピュレーションアプローチの面でもまだまだやるべき事は多そうです。

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秋田県市町村別むしば地図 

ひさしぶりにむし歯情報です。県内の市町村事の一人平均むし歯本数を地図にしてみました。データは平成17年のものです。残念ながら、この状態については地域の殆どの方々がご存知ないようです。
秋田県は全国的に見ても虫歯が多い県で平成14年に3歳児の一人平均むし歯本数が全国ワーストになった事がきっかけで、フッ素洗口によるむし歯予防事業「お口ブクブク大作戦」が行われたことは、記憶に新しいところです。

3歳児H17


3歳児の全国平均むし歯本数は平成16年度のデータでは全国平均が1.24本で、都道府県別ではこの年の秋田県は2.19本であり、全国42番目でした。なぜか虫歯が多いのは東北と九州沖繩に集中しています。また政令市、特別区、中核市の統計では、全国平均1.01本に対して秋田市が2.11本と、このクラスの都市の中ではワーストでした。ちなみに県平均のデータから政令市などは除外されていますので、秋田県の場合は秋田市以外の市町村の集計の結果という事になります。なぜむし歯が多いか、そしてどうやってむし歯を予防すべきか、歯科医師としてはやるべき事が有りそうです。地図データは平成17年度のものです。

ちなみに、健康雑誌「わかさ」7月号は歯科の特集が君でありました。その中で記憶に残っている事は「むしばがないと子育てが楽になる」ということです。以下引用
<**さんはフッ素うがいを習慣にした事で、こどもたちにとってよかったのはもちろんのこと、子育てをする上でもメリットが有ったといいます。「歯の痛みはつらいし、歯科医に連れていくのにも時間や治療費がかかります。むし歯がないのは子育てをするお母さんにとっても有り難い事です。----->
当院でも、むし歯治療をおわった子供さんたちにフッ素洗口を勧めております。
フッ素で守ろう!秋田っ子の歯
12歳児に関しては、中学1年生の健診の結果です。全国のデータは全ての都道府県で集計されていませんが、平成17年のデータでも秋田県はワースト3程度のようです。(未提出の道府県は 北海道、青森、宮城、愛知、大阪、兵庫 等)
12歳児H17


一昨年まで65市町村有ったのが25市町村に合併されたため、だいぶおおまかな行政割りとなり、殆ど郡市単位で新市になっている地区もあり、同じ市という意識があるかどうかは意見が分かれるところでしょうか。12歳児のデータでは行政単位での取り組みの違いがそろそろ見えてきているような感じもします。色分けされた地図では12歳児ではあきらかに地域的傾向が出ているようです。いずれ数年後には、フッ素洗口など歯科保健事業に力を入れているところとそうでないところで違いが明らかになっていくのではないでしょうか。むし歯予防は実施すると効果がはっきりと出やすい事業のようです。地域の方々はもちろん意外と、歯科医師なども、このようなデータには疎いようです。まずは、「知ら
しめよ」という事でしょうか。

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緑の町に舞い降りて 

6月の形容詞は「風薫る」ですね。いま人気が出てらしいNHKの連続ドラマ「どんと晴れ」の舞台の盛岡をモチーフにした松任谷由実の「緑の町に舞い降りて」のさわやかさが連想させられます。ところが、当地では2日前の深夜から未明にかけて、今年一番の雷雨に見舞われ、近所に落雷したかと思えるほどの轟音とまさに屋根に打ち付ける雨の音を聞かされて、おちおちと寝ている事も出来ませんでした。
*後日談ですが、この落雷は当院に近接する能代地区消防本部の鉄塔の避雷針に落雷した模様で、当日の朝方まで共同受信システムになっているテレビが受信出来なかった事や、当日の能代のamedasのデータが送信出来なくなったのももこの影響と考えられます。当地の住人となって初めての出来事で驚いております。
さて、ブログには、日常の診療のスナップのようなやり取りを掲載したいと思って始めたのですが、実際は、差し障りが有る事も少なくなく、また必ずしも明るい、楽しいエピソードばかりではないのも現実で、つい気持ちが離れてしまいます。
 このところ、学会が終わった疲労感とか、仕事周りがちょっとバタバタしていたためか、気持ちが落ち着かない状態です。北東北はこれから梅雨入りまでの間が一年間で最も良い季節です。

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