秋田県能代市のみどり歯科医院です。歯を衛(まも)る!健康創造型の歯科医院をめざします。 

一生自分の歯で食べる事が出来る幸せを! 歯科医療はマンツーマンの診療室での「診療」と、地域での保健活動によるゾーンディフェンス「予防」がキーポイントです。

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春の大嵐 

 気がつけば、この連休で3月も下旬となりました。大相撲春場所、そして春の選抜甲子園、春校バレーなど年度の総決算ともいえるイベントがめじろ押しです。思えば、昨年の春の甲子園では花巻東旋風がおきて、あわや優勝かと言う所までいったため、当院でも決勝戦は特別に診療室内にテレビを置いた記憶が有ります。また今日は、大阪と東京で桜が開花したとのニュースも聞かれました。
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(3月22日の能代の海岸 波しぶきが掛かりそうでした)
 
 ところが、こちらは昨日から低気圧の影響で夜半からの台風並の強風と、中国からの黄砂、そして日中は気温が下がって名残雪にしては強烈な横殴りの雪と、およそ暦が1ヶ月戻ったかと思わせるほどの天候となりました。先日のチリ地震の津波と言い、何かと天変地異のラッシュとも思えます。
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(能代市から三種町にいたる砂防林と風に向かって林立する風力発電のタワー)
 昨日の新聞では、「口腔崩壊:子供の虫歯、貧困で悪化!」という記事がありました。むし歯の原因は、病因論としてはミュータンス連鎖球菌等が砂糖を栄養として酸を産生し、歯の表面のエナメル質を溶かすことから始まります。しかしまた、学校健診の場では、「むし歯の多い子どもには家庭環境などの影響があるのではないか」と感じることが再三有ります。この報道も社会的要因の関与を指摘したものと考えられます。「健康格差」の存在が問題視されるようになってきましたが、これは主として地域的な医師偏在が要因となっています。医療格差は全国的にいわゆる「地方」部では医師の不足から、診療科の縮小や病院の閉鎖などの医療崩壊が起きていることや、外科、産婦人科、小児科など夜間や休日の対応が必要な多忙な科が若い医師に不人気になってしまったこと、研修医制度の弊害で大学が出張先の病院から医師を引き上げたり、手術に欠かせない麻酔医が全国的に不足していること等が盛んに報道されています。
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(防波堤を乗り越えて能代港湾内に入る大波 3/22)
  折しも本日、アメリカでも下院で医療保険制度改革法案が可決され、「国民皆保険」が実現する見込みになったとのニュースも有りました。民間保険が発達しているアメリカではこれまで高齢者・障害者のための「メディケア」、低所得者対象の「メディケイド」等の公的保険が有りましたが、日本のように外来診療、入院診療、投薬等全ての医療行為がカバーされているわけではなく、いわば「基本料」程度のもので、その不足分を補う「メディギャップ」等の民間保険が在るそうです。<アメリカ情報局より>
 因みに、歯科治療は民間保険でもオプションの扱いで、かけている保険によってカバーされる最高金額も決まっているそうです。また、最近テレビでも報道されていましたが、日本では無料となっている救急車も有料とのことです。
日本とは制度や国情がかなり異なるので、どのような展開となるのか興味の有る所です。
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(はまなす展望台付近で撮影 波頭の高さは4-5mにも達していると思われます。撮影時は、飛んでしまいそうなくらいの強風。3/22)
 話を国内の医療格差に戻すと、歯科医療の場合は、すでに全国的に歯科医師(医院)過剰となっていて、東京では一日に歯科医院の数件が転廃業しているという話も有るようです。最近、インプラント治療での材料の使い回しが報じられていましたが、この問題は過当競争の中での増収や生き残り策なのでしょう。何事も無理を重ねないよう心がけたい物です。
 このブログでも何度かお伝えしているようにむし歯は、フッ化物入りの歯みがき剤の使用など個人の努力とフッ化物洗口など公衆衛生学的な方法、フッ化物塗布や、シーラント等専門的な方法の組み合わせで、少なくとも半数以上は予防が可能です。今回のニュースもそうですが、個人的な管理が出来ないケースほど公衆衛生学的な方法が有効であると思います。一昨年の新潟県に始まり、昨年の北海道や長崎県で施行されている歯科保健推進条例では、「う蝕予防のためのフッ化物洗口あるいは応用」がその理念として文言となっています。本当に地域住民のためになることですので、全国的なの拡大が期待されます。 
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(米代川河口付近で撮影 雲の形がなんとなく2匹の龍にも見えます 3/22)

本日は猛烈な寒風の中、海岸・港まで言ってきました。帰りの車の中で口が塩辛いことに気がつきました。春はもうすぐです!  (3月22日)
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弥生の風 

おひなさま

 3月も中旬となりました。毎年3学期の時期は瞬く間に過ぎ去っていくのですが、年を重ねる毎にその感を強くしております。
 さて、3月に入ると文字通り陽気も暖かさを増し、このまま「春」到来かと淡い期待を持っていた所、3月10日は名残雪ならぬどか雪となり、今まで溜まっていた分が一気に降ったのかと思いました。久し振りに雪かきをしましたが、思いベタ雪だったので、即腰痛となってしまいました。
どか雪1
 さて、3月は年度末なので、学校始め「締め」の行事がめじろ押しですね。3月の能代市議会でも再度「フッ化物洗口」に対する質問が出ました。行政側からは「一斉実施」も考慮しているとも受け取られる答弁がありました。とはいえ、実施に向けてはまだ時間も必要ですし、関係団体との連携など乗り越えるべき課題も少なくないようです。
北羽新報0304

 秋田県内では本年度は隣の北秋田市での一斉実施が行われ、また大館市ではモデル事業に続き、2年後に全幼稚園・保育園での実施の見通しのようです。秋田市でも議会で取り上げられるなど実施の拡大が見られます。行政、歯科医師会、教育関係者などの連携の成果として、「むし歯王国 秋田県」の汚名返上が徐々に近づいているようです。全国的には、新潟県を始め、北海道や長崎県で制定された歯科保健条例ではフッ化物の応用によるう蝕(むし歯)予防が明記されております。その一方でフッ素に関する間違った情報や偏見もあり、本当に地域住民のためになる、医療格差是正のための正しい情報が必要とされています。
どか雪1

 さて、秋田では歯科医療関連でたいへん気になる報道がありました。
3月9日の秋田さきがけ新報に依ると、秋田県内各地域の中核病院となっているJA厚生連病院(地元では「組合病院」の通称―組合とは農協のことです)では「医療従事者確保へ対策室」との事ですが、記事の最後には「歯科診療は医療法上、病院内の歯科医が診療出来る外来患者数に制限が有り収益に結びつかない面が有る他、各地域で歯科診療所の機能が充実してきていることから、経営改善の一巻として順次廃止する」
とあり、愕然とさせられました。県内のJA厚生連関連では、北秋田市民、由利組合、仙北組合、平鹿組合、雄勝中央の5カ所に病院歯科が有り、仮に全廃されれば県内の病院歯科は秋田大学、大館市立、秋田市立など数ヶ所が残るだけです。
 もしかしたら歯科は医療の一分野では無いと認識されているではないでしょうか。口や顎の部分の外傷や、難しい親知らずの抜歯等、全身状態の管理が出来て、またCT などの設備は病院にしかない物も多く、日帰りで出来るような外来小手術でも、秋田や盛岡、弘前まで行かなければならない状況が目前に迫ってきているのでしょうか。この意味でも地域としての医療レベルの低下は避けがたく、医療格差や医療崩壊は現実の物と感じざるを得ないでしょう。
どか雪2

 確かに通常の歯科治療で開業医との競争ということであれば、診療日数や診療時間が短い病院歯科は分が悪いことは否なめません。しかし、総合病院に歯科が有ることは口腔外科あるいし口腔科という観点からすると、有病者、障害者の歯科医療、脳卒中の急性期以後のの対応、高齢者の主たる死亡原因である肺炎や咀嚼嚥下障害の予防手段としての口腔ケアー、また近年協調されているチーム医療としてのNST(栄養改善サポートチーム)等の「医療連携」など、むしろ医療レベルの向上に歯科が不可欠であるとも思えます。しかし、現行の医療保険制度では、これらの領域ではあまり収入に結びつかないことも大きな要因だと思われますとなりの岩手県では病院と地域の歯科医師会との間で医療連携が実現段階に在るようです。この意味からも秋田もこれからに期待されるわけで、歯科医師の立場からすれば是非生き残って欲しいと思います。最大の要因として経営改善が優先されている実情も有り、何か「特効薬」のような妙案はない物でしょうか。
花3月

 3月13日は県内の公立高校の合格発表の日でしたが、医療環境にも「サクラ咲く」のはいつになるのでしようか。 (3月14日)

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「歯科」はもはや過飽和か!? 龍馬の船中八策を乞う思い 

冬01

 気がついて見ると、今日で11月はもう終りです。今月は初旬に早い降雪が有ったかと思うと、その後は、ポカポカ陽気があったりと目まぐるしい変動です。先週の水・木曜日では午後二時頃は診療室の温度が30℃、窓全開という状態でした。
 当方診療室の近況は、10月中旬から新型インフルエンザの影響によるキャンセルが小中学生を中心に連日のようにあり、最近はインフルエンザを発症した子供さんの家族や職場の同僚が発症したためなどの理由のキャンセルも目立つようになってきました。地元の新聞では、いまだに学級閉鎖、学年閉鎖などの情報が連日紙面を賑わせております。
47週秋田

 当院では幸いな事に、発症した患者さんの来院やスタッフが発症するケースは今までの所は無かったようです。国立感染症研究所のHPによれば第47週(11月16日~22日)では、全国34道府県が警報レベルで、東北も福島を除いて5県が警報レベルの赤マークでした。秋田県では9保健所管内全てが警報レベルです。全県平均は一医療機関辺り43.20人で県内全体としては3週連続して減少しているものの、28日には、秋田県内で初めて新型インフルエンザによる死亡例(40代男性)が報告されています。個人的には、12月になればかなり落ち着いてくるのではと楽観していますが、さてどうなることやら。
よぼうさん

例年ならば9月後半から10月中旬は稲刈りに依る農繁期で患者さんの出足が鈍る時期ですが、11月から12月は年内に歯の治療を終えたい患者さんや、気候の変わり目で、歯の痛みや腫脹を訴えて「駆け込んで」来る患者さんが増える時期です。 今年は、例外でどうやらそのパターンには当てはまらないようです。
 歯科関係のニュースでは、厚労省の「2008年医療施設調査・病院報告の概況」によると昨年10月現在の歯科診療所の数が67,779施設で前年同期と比較して19施設の減少であったとの事です。
 このことが今後の歯科医療にどのような影響を与えるのでしょうか。一開業医の立場からすれば競争相手が増えない事は気休めには成るのかもしれませんが、業界全体とすれば新規参入が減少は、人気と活力の低下と受け取るほかありますまい。
招き猫

 私は昭和52年に歯学部の学生なりましたが、その当時は、国立、私立とも歯学部設立、定員増のラッシュでした。そういった学生時代に、すでに昭和60年を過ぎると「人口10万人当たりの歯科医師数50人」の割合を超えてしまい、その後は、歯医者過剰になるのではという話を聞いていました。
学生になってから解ったことは、歯科医師の場合、大学などの研究者の道や(能力だけでなく、人間関係や時には「運」も作用)、病院勤務などは極端に少なく、殆どが「開業医」に成らねば生計を立てることが困難であるということです。医学部であれば診療科は、内科、外科、小児科、婦人科、…と20位も有るようですが、歯科の場合は「歯科(一般)」が原則で他には極く少数の小児歯科、矯正歯科等の専門医が存在する程度で殆どは人口10万以上の都市部に偏在しているようです。このことは、殆どの同級生が同じ仕事をするという意味で、中には同じ町で同級生がライバルなんて事も有るようです。つまり「つぶしが利かない」仕事なわけです。
 以前聞いた話ですが歯学部を卒業した場合は「歯科医師」「歯科衛生士」「臨床検査技師」の3つの国家試験の受験資格が在るとのことです。あえて衛生士や、臨床検査技師の試験を受けるケースは皆無とは思われますが…
 東北でも最も競争が少なく安穏としているといわれた秋田ですが、この数年は歯科医院の増加の他、急激な人口減少や景気の低迷などにより、地域社会の疲弊が顕著で、それが受診率の低下にも繋がっているようです。
 今回はため息のような内容となってしまいましたね。歯科界も深刻の度合いを深めておりますが、このご時世、いずこの業界も大波を受けていることに違いは無い様子です。
人間の健康を維持するために必要な仕事ですからこのままたそがれて行くのは、社会的な大損失です。ただ、これまでの教育システムや、診療形態がこれから先は通用しないであろう事も確かでしょう。
 大学の入学定員の話になるといつも私立大学の経営の話が出てくるのは、大きな理由があると思いますが、国家百年の計と言わずも、10年から30年先ころの社会状況を見据えたビジョンが有って、それについて多くの関係者が意見を述べる場が有っても良いと思います。
 
龍馬
(追加分)
 例えば、最近の当院の事例ですが、2週間ほどとても忙しい日が続き、私は「これは患者さんのラッシュになったかな」と手ごたえ?を感じていました。ところが、その後キャンセルが多くなりどうしたことかと、朝礼の時に聞いて見ると「予約の時間通に来たのに、混んでいて待ち時間が長くなった。」とクレームが来ていたとのことです。
このようなことは、事前に報告すべき事項なのですが、院長が恐いのか、しばらくすればまた元のようになると楽観しているのかは解りませんが出てこないようです。スタッフに聞いて見ると、急患や予約外の患者さんが多いため、予約の患者さんにしわ寄せが行っている、また、予定していなかった治療を行ったため時間が延びたりすることも有るとの話も出てきました。つまり。こちら側は、患者さんを診るだけで精一杯で、待合室の患者さんを思いやる余裕がない、あるいは、そのことを監視・伝達する仕組みが出来ていなかったことになります。
 これは、医院内部の連絡システム的な問題が露呈したという見方も出来ます。そこで対応策として、待ち時間を書いた付箋をカルテに添付して、長くなった患者さんには待ち時間が発生しないような予約時間を優先する等の方法を講ずることにしました。「打つ手は無限」と申しますが、対応策がすぐ頭に浮かぶような事例であれば、事前に予防的な手段も可能であったと反省している次第です。「当たり前にやっている」「うまく行っている」と思う時ほど感覚が鈍感になり落とし穴が有る物だと知らされた次第です。


ここは、来年の大河ドラマでも取り上げられる坂本龍馬が国家の運命を切り開いた「船中八策」でピンチをチャンスにする積極的な心意気が求められるのではないでしょうか。旧態然とした考えの枠に閉じこもっていては、新しい可能性が生まれる道理も無いでしょう。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬有り」と言う言葉のように、チャレンジャーとして捨て身の思いで井の中から飛び出す「蛙」を見習いたい物です。 (11月30日  12月2日 一追加)

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秋田県のフッ化物洗口(フッ素洗口)実施者数ついに1万人を突破!! 

 
  梅は咲いたか、桜はまだか---先月の年度末から今月上旬は、2年に一度の診療報酬の改定やら、院内でのあれこれやらと、いろいろと振り回されて辟易しております。
春休み期間は子供たちの来院が多くて、仕事が長引きいささか疲労を感じるほどでしたが、今週辺りにはペースが落ち着いてきた感じです。疲れやすくなったのはやはり年齢を感じざるを得ません。
さて、前回のブログの後にも注目した歯科関連ニュースがいくつか有ります。

*長寿には歯が命、8020達成者の84%が85歳以上生きる
愛知県の調査です。20本以上の歯が残っている人はイカの刺し身やたくあんなど殆どの食材を不自由なく食べる事が出来ます。長寿のひけつは「歯」ですね。

*歯が20本以上残っている70歳以上の高齢者は医療費が37%少ない。
北海道の国民健康保険団体の調査です。むし歯や歯周病の無い人も医療費が少ないという結果も出ており、やはり「歯は健康の鏡、健康の源」であり、経済的にも豊かなシニアライフを目指すにはまず「歯」からですね。

*歯磨きゲームでむし歯にサヨナラ (動画あり)
台湾の大学の研究で、幼稚園児にカメラのついた歯ブラシを使わせて磨くと、何処を磨いたかがディスプレー上に表示されるというもので、この装置を使用すると歯磨きを2倍するようになるそうです。

さて、本日のメインですが
秋田県のホームページによると、本年3月31日現在で、秋田県内で学校や施設などで集団で行われているむし歯予防のためのフッ素うがい(フッ化物洗口)の実施者数が1万人を突破したとの事です。内訳を示します。
 幼稚園保育園  94施設 2,063名
 小学校     54校  7,445名
 中学校     8校    941名
 合計    156施設  10,449名

平成16年にスタートした秋田県のフッ化物洗口事業「お口ぶくぶく大作戦」が開始されてからわずか4年で、1万人を越えました。この数字はおそらく全国でも10数番の位置にあると思います。事業当初は、反対運動が活発で、全国でも異例の「フッ素洗口是か非か 公開討論会」等の試練を乗り越えてきた事は、事業の発案者であった故臼井和弘氏の志が秋田県に定着し、県民にむし歯予防の意識やフッ化物洗口が理解され受け入れられて来た証でしょう。5歳児を対象としたお口ぶくぶく大作戦が平成18年度で終了し、平成19年度からは市町村事業化した大仙市、横手市などでは幼稚園、保育園から小中学校へと拡大する傾向が顕著になっております。一方で県内でもいわゆる地域差が目立ってきています。秋田の場合「南高北低」の様相で、県南部で進んできているのに対して、秋田市以北は立ち後れが顕著です。この原因として、事業主体となる行政側と、地域の歯科医師会や、教育委員会などの関連団体との連携に課題があると予想されます。
 特に原動力となるのは「地域の人たちの歯の健康は自分たちで守る」という姿勢が市町村行政のみならず、歯科医師会にあるかどうかが大きな鍵となるでしょう。子どもさんの健康作りはまずむし歯予防からですね。
 私はこの言葉を聞くたびに、かつて乳児の死亡率が全国一だった岩手県の沢内村で全国に先駆けて医療費を無料にして村民の命と健康を守ろうとした深沢晟雄村長のことを思い出します。
沢内村の深沢村長をとりあげたNHK その時歴史は動いた。
NHKその時歴史は動いた 赤ちゃんを死なせない 
~乳児死亡率ゼロ・ある村の記録~

番組のあらすじはここです。

残念ながら、この番組を見落としてしまいました。ビデオを御持ちの方はぜひご一方お願いいたします。

前述の沢内村の元病院長であられた医師 増田進先生は「地域をまるごと健康にするために、地域医療はゾーンディフェンスである。すべての年代が参加しやすい健康づくりをはじめる」と述べられております。地域住民の健康を守る事は行政、医療、保健が一体となった取り組みが必要であり、その中心は行政であり医療は専門職としての脇役であるべきとの考えです。
 医療、保健、そして行政の関連について考え、実践することができるのは限られた本当に一部の人たちかもしれません。この事を理解するには例えばその地域における過去からの経緯と、近隣地域或いは全国での状況という縦横のポジションをしっかりと見据えて、将来に対するビジョンを描く事が必要であると思います。
 私たち歯科医師は、医業を生業として生計を立てる一方で、日本歯科医師会のあらましに、「公衆衛生の普及向上を図り、社会福祉を増進する事を目的....」とあるように公衆衛生の推進によって地域貢献を果たす事が大義となっております。確かに、開業医を取り巻く情勢は日々厳しくなる一方では有りますが、この「志」こそ忘れてはならない「医療人の原点」ではないでしょうか。
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40代はお口の曲がり角 

11月に入ったとおもったら連休ですね。もう朝夕はめっきりと冷え込み先週から診療室でも朝方は1時間ほどストーブをつけています。半そでの診察衣では寒さが応える時期となってきました。昨日11/3はこちらでは雨降りでしたが、今日は晴れ渡っています。港での魚釣りも夕方には大漁になるのではではないかと思います。
消防1104

(近くの消防署で開催されているイベント、よく見ると豆消防士がいますね。)
ブログの更新のネタは無いものかと考えつつ、つい日ごろの仕事にかまけていたら早11月です。本当に「光陰矢の如し」です。
米代川1

(9月17日の能代市の五能線の鉄橋付近のようす)
米代川2

(旧能代橋付近、水量は多いところで通常より8mアップしたところも有ったとの事です)
9月は中旬に集中豪雨による米代川の洪水があり、また稲刈り次期の農繁期、秋田わかすぎ国体、その後中高生は試験期間と、わりと仕事は余裕を感じていたのですが、10月になると、その分の反動からか、いささか仕事に疲れるようになってきました。仕事に神経を集中しているとつい、スタッフのミスにもキビシイ声が飛んだりして、自分でも至らなさを反省する糊塗しきりです。思い出せば10年くらい前は、こんなペースが当たり前だったのに、最近はどうも気力、体力の衰えを実感せざるを得ません。明日からは気持ち余裕を持って望みたいと思っております。
さて先日、口腔環境の消費者実態調査が花王から発表されました。
それによると口内環境は40代が曲がり角、唾液の現象とともにお口ぶくぶく大作戦のネバツキや口臭が増加と言う事です。
40代は、口腔内だけではなく全身的にも曲がり角である事はその年代を経た方であればだれしもが実感している事でしょう。
レポートの内容を見ますと、10年前に比べて、歯磨きの回数や時間、洗口液の使用が増加しているようです。洗口液は10-60代の女性では35.7%の使用となっていてかなり普及しているようです。
また、お口の悩みとしては40代以降に、歯と歯の間の汚れが気になる。口臭が気になる、起きた時に口の中がネバネバするなどが増加しています。これらは全て歯周病の諸症状として上げられているものです。種々の研究や講演などで、「40代以上では60-80%以上の人が歯周病に罹患しています。」と言われていますが、それを裏付けた形になっています。
花王

これらをグラフで表わすと、40代ではストレスが増加する事、粘液性の唾液の量が増える事、口臭が強くなる事が示されています。社会的には40代は仕事盛りであり、責任も重くなってストレスが増加ということでしょうか。
それに伴い、歯磨き剤や洗口液に関わる支出が増えているというデータも有るようです。
歯周病の成因や病状、そして対処の方法は一人ひとりで異なり「パーソナル ケアー」が必要です。特に自覚症状が無くても一度健診を受けられる事をお勧めします。そして定期的な管理で歯科衛生士によるプロフェッショナルケアーを継続する事が、歯を長持ちさせる事に効果的な方法であると言えるでしよう。




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